用語集

地盤調査や地盤改良に関する用語集

このページでは、地盤調査、地盤改良工事に関する一般的な用語、ならびに本ホームページで記載されている専門用語などを ピックアップし、簡単な解説を加えております。もし、こちらに記載されている用語以外にも解説をご希望の専門用語など ございましたら、こちらのお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。 なお、本用語集では、株式会社三友土質エンジニアリング橋本様の著書 「誰も教えてくれなかった宅地・地盤の話78 」を一部参考にさせていただきました。

目次
  • あ行
  • か行
  • さ行
  • た行
  • な行
  • は行
  • ま行
  • や行
  • ら行
  • わ行

あ行

上物(うわもの)
上物(うわもの)とは、ある土地の上に建築されている建造物のこと。
液状化(えきじょうか)
液状化(えきじょうか)とは、地下水位が高く、砂浜にあるような砂の地層が、地震などで揺れると液体のようになり、建物が沈下する現象のこと。
N値(えぬち)
N値(えぬち)とは、建築工事において建造物の支持力を計算するための地盤の基本的な係数のことで、地盤の固さを知る為の重要な数値となる。具体的には、ボーリングで孔を開けておき、63.5kgのハンマー(おもり)を75cmの高さから落下させ、サンプラーと呼ばれる先端部分を土の中に30cm貫入させるために必要な打撃回数のこと。
NPO住宅地盤品質協会(えぬぴーおーじゅうたくじばんひんしつきょうかい)
NPO住宅地盤品質協会(えぬぴーおーじゅうたくじばんひんしつきょうかい)とは、住宅地盤の品質の向上と地盤技術の発展を目的として設立された特定非営利活動法人(NPO)。(http://www.juhinkyo.jp/

か行

岩盤(がんばん)
岩盤(がんばん)とは、岩石で構成された、第三紀層及びそれ以前の堅牢な地盤(150万年前以前の地盤)のこと。
kN(きろにゅーとん)
重力、力、応力など、力の単位。以前は㎏などが用いられていたが、国際単位系(SI)への移行に伴い、 k(キロ)や t(トン)などは質量のみに使用することになった。 1t=9.80665kN

さ行

砂礫(されき)
砂礫(されき)とは、砂や小石で構成された地盤のこと。
敷地面積(しきちめんせき)
敷地面積(しきちめんせき)とは、建物を建てるための土地の面積。あるいはすでに建物が建っている敷地の面積のこと。
支持層(しじそう)
支持層(しじそう)とは、地中にある土壌の中で、杭などを支えることのできる土層のこと。なお、必ずしも硬い層とは限らず、沈下の心配が無ければ、軟らかい層でも支持層となる。
湿式柱状改良(しっしきちゅうじょうかいりょう)
湿式柱状改良(しっしきちゅうじょうかいりょう)とは、地盤の改良、補強方法のひとつ。正式には深層混合処理工法といい、土の中に穴を掘って柱状に凝固剤を埋めてコンクリート状の柱を造ってしまう工法のこと。
地盤保証制度(じばんほしょうせいど)
地盤保証制度(じばんほしょうせいど)とは、地盤会社による調査、地盤補強工事、基礎形式が行われた住宅において、不同沈下により、何らかの損害が生じた場合に有効な保証制度。
住宅品質確保促進法(じゅうたくひんしつかくほそくしんほう)
住宅品質確保促進法 (じゅうたくひんしつかくほそくしんほう)とは、住宅版のPL法とも言われ、住宅取得者に対して、住宅基礎や地盤の品質を保証するために、2000年4月施行された法律。
小口径鋼管杭(しょうこうけいこうかんくい)
小口径鋼管杭(しょうこうけいこうかんくい)とは、地盤の改良、補強方法のひとつ。直径10~20cmの鋼管を打ち込んで杭として利用する工法のこと。

た行

耐震偽装問題(たいしんぎそうもんだい)
耐震偽装問題(たいしんぎそうもんだい)とは、2005年ごろに発覚した、建築確認の際に必要な構造計算書の計算をごまかして、実際は強度不足の建物に対して、そうではないように見せかけた問題。
宅地建物取引主任者(たくちたてものとりひきしゅにんしゃ)
宅地建物取引主任者(たくちたてものとりひきしゅにんしゃ)とは、宅地又は建物の売買、もしくは交換や貸借の契約が成立するまでの間に、重要事項の説明などを行う国家資格者のことで、宅地建物取引業を行う事務所には一定の割合で、専任の宅地建物取引主任者をおかなければならない。
宅地面積(たくちめんせき)
宅地面積(たくちめんせき)とは、住宅が建っている土地や、空き地であっても登記簿上「宅地」となっている土地、もしくは、登記簿上「山林」、「原野」、「農地」などとなっているが、将来的に住宅を建てるために確保している土地の面積のこと。
地耐力(ちたいりょく)
地耐力(ちたいりょく)とは、地盤が荷重に耐えられる力のこと。地耐力が低いと、地盤が建物を支えられないということになり、何らかの地盤改良が必要となる。
土木施工管理技士(どぼくせこうかんりぎし)
土木施工管理技士(どぼくせこうかんりぎし)とは、土木工事を中心として、高度な知識を必要とする工事において、現場監督、主任者、技術者として施工管理を行うことのできる国家資格。

は行

羽根付き小口径鋼管杭(はねつきしょうこうけいこうかんくい)
羽根付き小口径鋼管杭(はねつきしょうこうけいこうかんくい)とは、地盤改良、補強方法のひとつで、直径10~15cmの鋼管を打ち込むことによって、杭として利用する工法となり、杭の先端に、25cm程度の羽をつけることで、支持力が大きくなるよう工夫されている。
表層改良(ひょうそうかいりょう)
表層改良(ひょうそうかいりょう)とは、軟弱地盤は2メートル以下の場合に用いられることの多い地盤の改良・補強方法のひとつで、正式には浅層混合処理工法という。固化材(セメント)の粉体を改良対象の土地に散布して、ショベルカーのバケットで土と混合し、締め固める工法のこと。
品確法(ひんかくほう)
品確法(ひんかくほう)とは、住宅品質確保促進法(じゅうたくひんしつかくほそくしんほう)の略称。詳しくは住宅品質確保促進法をご覧ください。
不同沈下(ふどうちんか)
不同沈下(ふどうちんか)とは、土地や建物が沈下する場合に、全体が同じように沈下するのではなく、場所によって沈下量が異なる現象のことで、建物にヒビが入ったり、建て付けが悪くなるなど、住宅トラブルの原因になる場合が多い。

ら行

ローム(ろーむ)
ローム(ろーむ)とは、火山灰で構成された地層のこと。
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