施主の方へ

地盤がもたらすマイホームへの影響

これからマイホームを建てられる方へ

マイホームを建てられる方が一番先に考えることは、ご自宅の設計・デザイン、設備、家具など、 いわゆる上物(うわ もの)に関することではないでしょうか? 「外壁の色合いはどうしようか?」「キッチンの場所はどこにしようか?」「ソフ ァーはどこに置こうか?」 などなど。

もちろん、ご家族はもちろんのこと、お友達やご近所さまなど、その建物にふれられる方々が一番 先に目にするのは、 いわゆる上物。だからこそ、力を入れられるのはもちろんですよね。

でも、TVや雑誌などで、マイホームに関するこんなトラブルをきいたことありませんか?

・建物にヒビが入ってきた。
・ドアや引き戸の開閉が悪くなってきた。
・床が傾いているようで、ビー玉などが部屋の隅まで転がっていく。
・近くの道路からくる振動で夜も眠れない。

もちろん、ここに挙げたトラブルの原因は、建物(上物)の設計ミス、施工ミスなどが考えられますが、 時として、上物に はなんら関係なく、皆さまのマイホームを価値ゼロの買い物にしてしまう可能性が あります。

もう、お気づきだと思いますが、マイホームを脅かす大きな課題として、「地盤」の存在があります。

マイホームを建てる際、「基礎」という言葉で、上物と土地を支える足元部分については、良くご理解 頂いているかと 思いますが、その基礎よりも下(=地盤)はどうでしょうか?

意識されていますでしょうか?

もちろん、新築住宅に対しての「瑕疵担保責任」の義務付け化が定められた現在では、普通に マイホームを建てられ るのであれば、工務店さんや住宅メーカーさんの方でも、基礎の下に位置する 地盤部分にも、ある程度の対策がほど こされていることは間違いありません。

ただ、予算面で考えると、どうしても上物に目が行きがちな皆様のご要望にお答えするため、 工務店さんや住宅メーカ ーさんも四苦八苦しながら、見えないところの費用を削ってしまう・・・ ということも考えられます。

しかも、工務店さんや住宅メーカーさんは地盤の専門家ではありません。

でも、良く考えてください。

どれだけ上物にお金をかけても、地盤が弱く、家自体が傾いてしまったら? 10年、20年・・・と、末永く暮らすために、こんな事態だけは避けなければなりません。

マイホームを検討されているあなたが購入される予定の地域や土地の地盤は良い地盤ですか? 悪い地盤ですか? (良い地盤、悪い地盤のお話は次ページで説明しています。)

ぜひ、上物の検討と同時に、マイホームの足元(=地盤や基礎)についても、しっかり調査をして、 将来的に安心ので きる暮らしを実現してください。

もちろん、家が傾いた場合でも、後から基礎をやり直して、マイホームを復旧させることも出来ますが、 この手の修復 には、かなりの費用が掛かってしまいます。(場合によっては数百万円・・・。) 敷地面積にもよりますが、新築時に負担するなら、一般的な30坪程度のマイホームであれば、 地盤調査から地盤強化 の工事まで、50~100万円程度で将来の安心を手に入れることが可能です。

ステキなホームシアターセットに、システムキッチン・・・。

でもその前に、地盤調査と地盤強化です!!

では、マイホームを建てる際、具体的にどういった調査方法や対策があるのか、見ていきましょう!

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